2013年04月24日

なかじの映画日記『ニュー・シネマ・パラダイス』

トトに負けない笑顔を持つ“なかじ”ですsmile

なんといってもこの映画は、少年トトの『映画』への深い愛情ですよね。

1940年代はテレビやゲームも無いので、『映画』は当時の人たちにとっては大きな娯楽movie
同じ映画でも今日と当時では、市民にとってその存在は大きく違いますよね。
スクリーンに向かって声援を送ったり、拍手したりは今では見られない光景ですsad

この映画は、映画に魅了されたトトとパラダイス座の映写技師アルフレードの友情物語。
何度も映写室に入り込むトトをその度につまみアルフレードだったが、次第に打ち解けあい、アルフレードは映写機の捜査をトトに教え、自分の後継者として育てていく。
そして映画監督となり、映画のの世界で成功をおさめるトトshine

『夢を持つ』ということの大事さを改めて感じさせてくれましたhappy01
大人はもちろん、子供たちにも是非見てほしい作品です。

そしてこの映画の重要なファクターである“フィルム”今日の映画業界ではこの“フィルム”が無くなろうとしていることを皆さんご存知でしょうか?

今日にの映画業界は、撮影手法も映写手法も“デジタル”に変わってきています。
撮影した映像をディスクに保存して、編集したものをネットワークを通じて劇場に配信する。
100年以上続いた“フィルム”による映画の世界が終わってしまいますweep

フィルムの文化が無くなっていくのはさびしいですね。

50年後、100年後にこの『ニュー・シネマ・パラダイス』を観た人たちが、「フィルムって何?」って言っている世界が来ないよう、フィルム文化を残していきたいものです。

そんな“フィルム”に注目して観るのも面白いかもしれません。

『ニュー・シネマ・パラダイス』は5月3日(金曜)まで。

是非、109シネマズ佐賀に足をお運びください。

なかじの映画日記『ニュー・シネマ・パラダイス』


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Posted by 午前十時の映画祭inさが at 17:56 | Comments(0) | 映画の感想
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