2012年08月04日

午前十時の映画祭 『山猫』みどころ

第16回カンヌ国際映画祭パルム・ドール獲得作品!
今回上映するのは『イタリア語・完全復元版』です。
その映像美をぜひ劇場でご覧ください!


シアターシエマでの「午前十時の映画祭」
第23週(8/4~8/10)上映は


午前十時の映画祭 『山猫』みどころ
© 1963 Twentieth Century Fox Film Corporation. Renewed © 1991 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.


『山猫』 186分
1回目:10:00~13:10
2回目:13:20~16:30
3回目:18:00~21:10
※終了時間は目安です


シアター・シエマにて
大人1,000円/学生500円


【解説】
シチリア島の貴族ジュゼッペ・ランペドゥーザによる小説を、イタリア映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティが映像化した重厚な一大文芸巨編。統一戦争で揺れるシチリア島を舞台に、ある貴族の没落を描く。第16回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。64年、シドニー・ポラック監修のもと大幅に短縮された英語国際版が全世界で公開され、81年にはイタリア語オリジナル版、さらに2004年には経年劣化したオリジナルのネガを修復したイタリア語・完全復元版が公開されている。

【物語】
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世によるイタリア統一戦争は、数百年の長きにわたりシチリア島を治めてきた名門貴族の地位を大きく揺さぶった。山猫の紋章を持つサリナ公爵(B・ランカスター)は、そうして己の地位が斜陽を迎えつつあることを感じつつも気丈に振舞っている。そんななか、革命派の闘士となって片目を負傷した甥のタンクレディ(A・ドロン)が、避暑地へ向かう公爵一家と合流する。そしてタンクレディは、新興ブルジョワジーの娘アンジェリカに魅了されてしまう。

【こぼれ話】
名門貴族の出であり、完璧主義者としても名高いヴィスコンティは、随所で徹底的なこだわりを見せた。撮影はすべて自然光を利用し、後半1時間以上に及ぶ舞踏会シーンでは、品格を保つために本物のシチリア貴族を多数召集し、エキストラとして出演させている。小道具にもこだわり、主人公たちが汗をぬぐうハンカチなども相当凝ったものだったという。


『山猫』を観て 「みんなの声」


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Posted by 午前十時の映画祭inさが at 10:00 | Comments(0) | 作品紹介
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